お留守番のあとに。

そんなことくらいで、仲悪いとか性格悪いとか言ってたら、世の中どこも中悪いやんけ。

【THE BOYZ】今更だけどカムバが嬉しくてメンバー紹介。

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サンヨン

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イ・サンヨン 96年11月4日生 A型 176㎝ 61㎏ №82
リーダー。優しく面白く面倒見のいいグループの父親役。ドボイジュは、独特のイメージづくりの為、従来のK-POPグループより軽く柔らかい声主であるケビンとニューをメインボーカルに据えているが、普通に考えたら、間違いなくこの人がほとんどのパートを歌ってしかるべき、というかなり上手いボーカリスト。メインはニューが歌うが、キリングパートで、この人の良く通りよく伸びる声を聴くとなんだかスカっとする(いいすぎか)。韓国のベテラン俳優さんや中年タレントの物真似が上手い。日本人にとっては、その面白さの恩恵に預かることができず実に残念である。そういうコミカルなキャラである一方、出すぎず後ろで笑って見守る優しいリーダーだが、よく見ると、ものすごいイケメンで驚くってことの繰り返し。ダンスもうまい。

 

ジェイコブ

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ペ・ジュニョン 97年5月30生 B型 175㎝ 60㎏ №30 
ドボイジュの英語話者は3人いるが、海外で生まれたのはこの人だけ、カナダトロントの生まれ育ち。アコースティックギターの名手。サム・キムの大ファン。誰もが天使と呼んでしまうのが納得、の圧倒的スイート顔面・圧倒的スイートスマイルを持っていながら、バスケ選手歴6年バレーボール選手歴4年というアスリートの一面があったり、ビートボックスが得意だったり、ホラー嫌いだったり、度を越したシリアルマニアだったり、なんというか一言で掴みづらい人。しかし、結局は、その仏さまのような慈悲深い笑顔によってそんなことどうでもよくなり、ただただ拝むしかない気持ちに落ち着くのであった(何の話)。運動神経がいいからだと思うが、こんな優しい顔して、目を疑うほどバッキバキに踊りスタミナが落ちない。最後まで余裕で笑って踊ってられるのはこの人だけかもしれない。

 

ヨンフン

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キム・ヨンフン 97年8月8日生 A型 182㎝ 63㎏ №67
仁川出身。イケメン揃いのドボイジュの中でも、トップアイコンに鎮座まします公式イケメン。名スカウトマン、カン・ジョンアにコンビニでパン喰ってるところをスカウトされた話は今や有名(がそこからオーディションに受かるまでは長かった)。歌うと意外にハスキーで中音域で重めという独特の声主。一番背が高いので最初は最後列にいるが、一番のイケメンなのでいいとこで必ず中央に飛び出してくる、そういう役目の人。顔は小さいかもしれないが、頭(頭囲ではない)はデカイ。額の上にまだ顔と同じくらいの頭丈があるのがいつも気になる(伝われ)。グループ1の美脚。すごく足が細くまっすぐで、足首などは女子よりも細いのではないか。韓国では珍しく、仁川ではなかなかの水泳選手だったというが、今や超細身でその名残は肩幅にしか見られない。どちらかというと大人しい。内股だし、驚いたり喜ぶ時の表情がまるで女子、男気は少ないかも。BTSのV先輩が大好き。正直に自身のビジュアルには自信があるといっており、ファッションに興味があるので、将来は(将来は?)モデルになりたいとの発言もある。

 

ヒョンジェ

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イ・ジェヒョン 97年9月13日生 B型 180㎝ 62㎏ №24
これがまた完璧な少女漫画的イケメン。もう勘弁してほしい。おめめの中にキラキラ星が飛びまくり、横から見ると信じられないくらい鼻が高くて綺麗。97年生3人だけでグループの顔面偏差値をぐっと底あげしてるのは間違いない。こんなに上品な顔してるのに、中身はグループで一番ざっくばらんで、男らしくガハガハした性格という、それはそれでまたよいというギャップを味わわせてくれる。思ったことはすぐ口に出すし、アホ顔が電波に晒されることを気にしないし、ある意味カッコイイ。歌うと鼻の下が必要以上に伸びるタイプの人で一気にアホ顔になってしまうのが難点。でもそれがこの人のいいところともいえる。特技座布団回し。チキン大好き。この人が大変なのは、ボーカル・ダンス両方で会社に推されているところ。これだけ顔がいいのだから、それだけに長けた他メンバーに任せればいいのに、クラッカーはそれを許さない。なぜなら、ドボイジュはとんでもないイケメンがとんでもなく踊れる!というイメージ牙城を固めたいから。私なにいってるんだろう。。でも、この人はそんな無茶な会社の要求(夢)に応えるべく、ものすごい練習量を積んで、今では歌もダンスもトップレベルで闘えるまでの実力になった。完璧である。もう誰も何も文句はいえない。

 

ジュヨン

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イ・ジュヨン 98年1月15日 AB型 180㎝ 67㎏ №11
とはいえ、実は一番人気があるメンバーはこの人である。理由は「カッコいいから」。たしかに。見よこの切れ長の目を。他にないタイプのクールでスカしてがっちり系イケメンだ。シブいベテラン俳優のようなカッコよさがあるので、「できた大人」と思われがちだが、よく見ると年齢相応のどうでもいいわちゃわちゃをくっちゃべってたり、どうみても間違いだろうというような間違いを普通にしてるので、イメージとは実に怖いものだ。うろたえやすいところもあって、本当は朴訥としたかわいい人。バスケット選手だったのでさすがにバスケはうまい。身体がぶあつくて身長も高いのでダイナミックで大きなダンスができるドボイジュのトップダンサー。

 

ケビン

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ムン・ヒョンソ 98年2月23日生 AB型 175㎝ 66㎏ №16
光州生まれのカナダバンクーバー育ち。難しい韓国語はよくわからない。そしてたまらなく和顔。いつも誰にも優しくて絶対に怒らない。ピアノが上手い。ドローイングやカリグラフィが得意。K-POPSTAR6に出演。この人を見て(あの番組を見て決めたわけじゃないだろうが)、ケビンという芸名をつけてこの人をドボイジュに入れたらどうだろう、と思いついた人を尊敬する。なぜなら、髪型も歌い方もキャラクターも今も全く違うから。今とは別人である。結果として、この人1人が加わることで、グループ全体がとても奥行きが出て豊かなイメージになったと思うので大成功だったし、すごい観察眼(と仕立て技術)だと思う。恐らく彼が一番最後に事務所に入り、グループに合流した人。ぷでゆ2出演の為、ハンニョンは17年2月から事務所にいなかったが、ひょっとしたらその期間に、ケビンが即効で最終候補にまでなってたのかと思う。(最終メンバーが確定したのは7月以降)。ビヨンセだ大好きで崇めている。

 

ニュー

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チェ・チャニ 98年4月26日生 B型 175㎝ 51㎏ №98
全州出身。神木隆之介似ということで日本人には覚えやすい人。自撮り上手。色が白く肌が美しく、声が柔らかく顔が童顔で、女子並に体重が軽く女子並に脚が細い。という透明感溢れる綺麗な特徴からなよなよしてるように思われるが、この人はわりとプライドが高く負けず嫌いで努力家。この年で多くのバイト経験があり、勤労少年と呼ばれてた。練習生のどこにバイトする時間が?と思うがあったんだろうなあ。単に練習生になるのが遅かっただけかもしれないが。デビューショーケース時、母親が会いに来て皆がわんわん泣いてるのに、この人だけ抱きしめられても「参ったな…」という顔をしてたのが忘れられい。日本人によく似たドライで照れ隠ししてしまう感性なのだと思う。細くても声量があり、よく踊る。その柔らかいぽわんとした声で、ほとんどのパートを歌うメインボーカリスト。あれだけ歌って、あれだけ踊っていれば、そりゃ太る暇などないだろう。ドボイジュは私服おしゃれな人が多いのだが、この人のおしゃれっぷりは抜きんでており、公私共に認めるファッショニスタ。暗算(そろばん)が得意という従来のアイドルにはなかった変わった特技を持っている。つくづくどんな幼年期を過ごしたのか気になる。

 

キュー

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ヂ・チャンミン 98年11月5日生 AB型 175㎝ 56㎏ №2
「全員しっかり踊れること」が最初から課せられてるドボイジュ。の中で、頭1つ抜き出てバッキバキのバリンバリン(?)に踊りまくるダンスマシーン。人が10㎝動かす所を20㎝動かし、10度曲げるポーズを15度曲げる、くらいの、はっきり目でわかるくらい差をつけて大きく激しく踊るので、人の5倍は運動量ありそう。身体がバラバラにもげそうで、見てる方が怖くなるよなダンスをする。パフォーマーとしてだけでなく、トレーナーとしての役割も背負っており、グループの全体練習時なども細かい指示を出して、皆を引っ張る。そして、本物の負けず嫌いといえばこの人。練習生時代が長く、いろいろ挫折もあったらしく、苦労人ということになっている。が、普段はいたってキュートでかわいい少年で、誰とも親しく仲がいい。目がまん丸でくるくるよく動く。そしてとても近眼。華奢で首が長く、完全内股脚でダンスが上手いということで、VIXXのN先輩と類似点を指摘されることが多いが、実際に、歌声や表情が似てたりするから不思議だ。

 

チュ・ハンニョン

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チュ・ハンニョン 99年3月9日生 B型 174㎝ 58㎏ №58
済州島出身。父香港人・母韓国人のハーフ。広東語が話せる。デビュー前に父が病死し辛い時を過ごした。PRODUCE101sea2出演。実家は養豚場経営。控えめに言って裕福な家庭だと思われる。バドミントンをやってた(?)。新規大手事務所クラッカーからも、1人ぷでゅに練習生を出さねばならぬという状況の中、事務所側は相当悩んだはず。なぜかというと、THEBOYZ結成の最終段階まできており「あとはメンバー確定して粉屋を撮影してデビューするのみ」だったからだ。実力ある練習生を出して、その子が合格してWANNAONEに入ってしまっては困る、かといって、早々に脱落するような50位とか70位程度の子を出したら、そんなイメージ悪い子をドボイジュには入れられないし、クラッカー自体の沽券に関わるからそもそも出せない。これは悩ましい。悩んだクラッカーはハンニョンを選び、差し出したわけだ。ハンニョンに課せられたミッションは極めて難しいものだった。「THEBOYZでデビューしたかったら、12位以下20位以内くらいで帰ってこい」というものではなかったか。結果、見事にハンニョンは、19位というびみょ~~な順位をゲットし、大きな顔でクラッカーに戻り、晴れてドボイジュ最終メンバーになり、華々しくデビューしたのである。この子は、そういう強運を持った人間であると同時に、凄まじいストレスとプレッシャーの中でも最後まで頑張れるすごい子なのだ。以上勝手な想像でした。だが、今から思うと、ハンニョンのぷでゅでの能力は実際おかしかった。病気の父親が心配だったのかもしれないし、あの後に猛練習したのかもしれないが、明らかにドボイジュで見せる彼の歌、ダンス、顔面、愛嬌などすべてが、あの時より圧倒的に上回っている。もう別人レベル。小柄なハンニョンが、ドボイジュどセンターに踊りでた時の、なんともいえない求心力と訴求力は、誰も叶わぬ天性の魅力があり、ぱーーっと周囲が明るくなるような気さえする。その稀有な魅力をいつまでもどぼいじゅで発揮してほしいと願うばかりだ。関係ないが、常にお腹を空かせている。

 

ファル

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ホ・ヒョンジュン 00年3月9日生 A型 178㎝ 56㎏ №39
釜山出身。キューと同じ誕生日。ファルは弓の意。モダンダンスを得意するダンサー。もともと得意としているダンスと振りつけられているダンスに大きな差があり、やりにくかったろうが、どんどん吸収してますます上手になってきてるのは、さすがだと思う。背が高く、顔が非常に小さく、手足が長くひょろひょろしている。地元の先輩、BTSジミン先輩を敬愛、憧れている。滅多にお目にかかれない幼児顔でとんでもなくかわいい。眉が太く目が鋭く唇が薄いので、第一印象は怖いのだが、こんなかわいい子はいない。乳幼児か小動物並の可愛さだ。この子の可愛さがわかって初めてドボ沼に浸かったと言えよう。声は高く細くやはりかわいい。プサンの方言もよく出る。あまりにかわいいので素朴な感じが強いが、わりと機転のきくところがあり頭もよさそう。仕事に関してはプロ意志もしっかりしていて若いのにエライ。足首のケガのため、3月から活動休止、9月に復帰した。

 

ソヌ

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キム・ソンウ 00年4月12日生 B型 177㎝ 64㎏ №19
唯一のラッパー。高等ラッパーに出演した時は高1だった。見るからにサッカー少年。太腿の筋肉がすごくて太腿だけかなり太くて強靭。目が大きく唇が真っ赤でぽってるしている南国のキュート美少年。デビュー当時から常にタメ口常に口が開いている愛嬌が苦手中身が年寄(そこが面白かったのに)といわれ続け、最近は全面的に努力し是正した。そもそも、頭の回転が速く反応がよく、機転のきくコメントがタイミングよくできてしまうので、自然にMC的立場になってしまうところがあり、マンネ組にもかかわらず、気づけばグループ全体の進行役をやってることが多い。そしてそれはとてもうまい。見事である。ザボイジュは、究極のダンス集団を目指していて、さほどHiphop色を強める必要がない為、ちゃんとしたラッパーはこの人1人で充分という話だ。しかしてそのラップレベルや安定性は非常に高い。あれだけ関係ないダンスを踊りながらラップパートをブレずにこなせる子はなかなかいない。元はボーカル志望なだけあって、実は歌もうまい。

 

エリック

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ソン・ヨンジェ 00年12月22日生 A型 171㎝ 56㎏ №56
ソウル生まれの米LA育ち。元々エリック・ソンという名もありそこからの芸名。見るからに野球少年。VIXXといいせぶちといいNCTDreamといい、ただの子供でしかなかった最マンネがあっという間に大人顔イケメンに豹変する!っていう局面に立ち会うことができて、ファンとしては本当に「いいものを見た」という感慨以外ない。と、それくらい、最マンネエリックのこのところの成長はすさまじい。本当にかっこよくなくなった。この人は、よく喋り、よく動き、よく笑い、いたずら好きでものすごい陽気なタイプ。そして、心根がとっても優しくて親切で素直な少年。誰からも好かれるとはこのこと。小柄ながら、ものすごくがっちりした骨格をしており腰高。パワフルで思い切ったダンスをする。信じられないくらい高くジャンプしてて驚いたことがある。彼だけでなく、ドボイジュは、アスリートというかスポーツが相当できるメンバーが多いので、身体能力がハンパないのも特徴である。ルービックキューブが得意。

【(G)I-DLE】勝てば官軍!行け行けアイドゥル!(メンバー紹介)

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昨年はSMが呪われてましたが、今年はどうもCUBEが呪われているようでお気の毒です。でも、大丈夫!一度呪われればあとは安泰(?)といいますし、来年になればいいこと続きかもしれません、とりあえず、今年は、早くも新人賞の呼び声も高い(G)I-dleちゃんにおんぶにだっこ的に頼って乗り切りましょう!(どの立場で喋ってるんだ) 


ミヨン

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チョ・ミヨン 1997年1月31日生 165㎝46㎏ メインボーカル
仁川出身。正統派インテリ美人。TBS女子アナ(吉田明世田中みな実、林みなほなど)系のきっちり美人を思わせる雰囲気。どんなヘアメークをしても、いわゆる「綺麗なお姉さん」になってしまう、出しゃばらず嫌味のない実に美しい顔立ちをしている。黙って立っていると本当に女子アナみたいで、抜け目ない大人だが、素顔はわりとすっとぼけたところがあり、オンニなのにまったく気どらぬかわいさ満載。妹たちにガンガン突っ込むスキを与えている。2010年から5年以上YG練習生をしてたという全方向にスキルの高い実力者。BLACKPINK候補生だったが、某男子練習生との恋愛が発覚、ヤンサの掲げる恋愛禁止ルールを破ったとしてYGを退所した。その後は、ボーカル学校に通ったりしてブラッシュアップに努めていたが、これでダメなら芸能界を諦めようと最後に受けたCUBEオーディションに合格、今に至る。

 


ミンニ

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ミンニ・ニッカ・ヨンタタタク 1997年10月23日生 164㎝48㎏
タイ出身。みちょぱ(池田美優)似。目がぱっちり大きくて丸いのでどこにいても覚えやすい明るい美人。タイ人女性の目がとても大きくて丸いということは知っていたが、ミンニは日本人に見えたり韓国人に見えたり、たまに、シェリーのような西洋系ハーフに見える時もあり、とても親近感がわく。実際とてもフレンドリーで、いつも笑ってて陽気で明るく元気なムードメーカー。タイ繋がりで、事務所の先輩CLCソンちゃんやBLACKPINKリサちゃんとは前から仲良しらしい。リサはとっても肩幅が広くていかり肩だが、ミンニは逆に肩幅が狭くなで肩なのが特長。ダンスも歌も両方うまいタイプ。タイ語韓国語のほかに英語ができる。

 


スジン

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ソ・スジン 1998年3月9日生 164㎝49㎏ メインダンサー
お色気満載エロチカ美人。中村晃子石田えり藤あや子系のエキゾチックビューテイで、本人の素行とは関係なく、そのイメージだけでいわゆる魔性の女といわれてしまいがちな妖艶さが特長。新曲では、目の下にツケボクロをつけツナギのワイドパンツにJUJU的帽子を被り、お色気を振りまいている。ぽってりした唇が印象的。膝の下も長いが膝の上も長い(要するに長い)。グループ1の美脚。幼少時より、ジャズダンスとテコンドーを熱心に習っていたため、体幹がしっかりしておりずばぬけてダンスがうまい。しかし、普段はど天然でぼーっとしてる。フリートークだと最後まで遠巻きにいて率先して喋ることはない。意外に声が高くふにゃふにゃしていて意外に幼い感じ。元DNエンタの練習生で、2015年デビューのVIVIDIVA(現在は解散)の候補生だったが、デビュー直前に脱退、事務所を辞めている。2016年からCUBE入り。ソヨン「Jelly」MVに、キツネ仮面をつけて出演している。最近、PENTAGONフイとの熱愛が発覚、秒で「既に別れました」と報道されたばかりだがなかなか風当たりはキツイ。

 


ソヨン

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チョン・ソヨン 1998年8月26日 157㎝42㎏ B型 メインラッパー 
爬虫類系ヤンキッシュ美人。PRODUCE101、UNPRETTYRAPPER 出演で、もっとも知名度のある絶対的カリスマリーダー。2017年「Jelly」18年「Idol song」をソロでリリース。作詞作曲編曲を手掛け、振り付けもメンバーと相談しながら考えるという才能溢れる人。自らのソロ作品や(G)I-dleの活動曲のみならず、JBJに詞を提供したりしている。小学生の頃から、既にあちこちのオーディションを受けていたが、どこも受からず、その数30とも50ともいわれている。途中、違う進路を目指したこともあったが、やはり歌手として何が何でも絶対デビューしたい!という思いに立ち返り、ラップを練習し、曲や歌詞を作っていたらしい。半ば諦めモードで「どこもダメならもういい、こうなったら事務所に所属せず自分1人でやろう!」と思い始めた頃、CUBEに受かったというくらい、どんなことをしてもデビューしたい気持ちが強かった。一度聴いたら忘れられない大変キャッチーでメランコリックなダンスナンバーを書き、また、それにピッタリはまる歌詞を書く。日本人にはわかりづらい所だが、言葉の選び方やメロディへの乗せ方や当てはめ方が非常に秀逸でメッセージが伝わりやすく、そのセンスはプロ作家のようで、天性のものといわれている。どうでもいいが、ものすごいギャル文字(?)を書く。

 

 

ウギ

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ソン・ウギ 1999年9月23日 163㎝48㎏
中国出身。永遠の妖精ファンタジー美少女。中国からくる練習生は皆、超絶美人で、歌もダンスも新体操も韓国語も楽器もできて、すごい才能だとは知ってたのに、まだこの手のタイプの美少女がいたかっ! という衝撃の美少女。既に有名なソヨンを除き、デビューと同時にウギへの注目度はもっとも高く、あっという間に中国でも韓国でも大人気者になった。ぽわんとした柔らかい雰囲気、透明感溢れる少女性、何を着ても少女チックにしてしまえるフォトジェニックなグラビアパワーは国宝もんである。が喋ると、まさかの低音ハスキーボイスで踊るとバッキバキだし、普段は手振り身振りが多くて一番よく喋り動くというアクティブなひと。サバサバしていて男っぽい。結構身長もあり、スジンと争う美脚をもつ。韓国にくるまで一切韓国語ができなかったのが嘘のようによく喋れる。中国にいる時にヒョナに憧れて。となっているが、これは表向きプロフで、f(x)ビクトリアに憧れてというのが本当らしい。

 

 

シュファ

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イェ・シュファ 2000年1月6日生 161㎝45㎏ ビジュアル 
台湾人。グループ唯一の00年代生まれのマンネ。しっとり艶やか大人の女優美人。毬谷友子黒木華に似た雰囲気。もっとも色白。美人揃いのアイドゥルの中で、マンネながらビジュアルを担当。その爽やかで透明感溢れるクールビューティは、上品で落ち着いた美しさなので、実年齢よりぐっと年上に見える。が、素顔はよく喋りよく食べよく笑う普通の18歳女子。歌もダンスもいけるタイプ。手脚が長く目を引くので、新曲HANNでは、ソロダンスパートを任されている。16歳の時に台北でオーディションに合格し、1人で韓国入りすることを相当悩んだというが、苦労のかいあって、ダンスも歌も韓国語も今や相当の実力、お姉さんたちに負けないくらいの頑張りを見せ、堂々としているさまは本当にカッコイイ。

 

 

PRISTINやDIA、gugudan、WEKIMEKIの例を出すまでもなく、誰か有名なメンバーがいると、どうしてもその子ばかりが注目され、いつまでたってもその他メンバーの知名度と人気が追い付かない、というジレンマに陥ることは多い。CUBEにも、4MINITESという大先輩グループがいて、なんだかんだ結構ヒット曲も出して長く活動したし、かなり有名だったにもかかわらず、最後まで「ヒョナとその他の人たち」というイメージを完全に拭えなかった。思ってる以上にメンバー間格差を埋めるのは難しいのである。
だが、(G)I-dleは「ソヨンとその他の人たち」という見え方から、全員がキャラ立ちしてるビッググループになるかも、と私は思うのである。

なぜかというと、まず、ぶっちぎりに「曲がいい」から。デビュー曲「LATATA」が、デビュー20日で1位を獲得、歌番組では結局3冠をモノにするという久々の新人好成績。これが、YGなどではなく、CUBEでしかもソヨン自作の曲で!っていうのが素晴らしいではないか。私自身は、アイドルが作曲編曲することが増えてる今の風潮を良しとしてないのだが(アイドルにはアイドルにしかできない仕事に全力尽くしてほしいから)、これだけの神曲をわずか18歳や19歳で書ける才能があるなら、話は別だ。端的にいって、素晴らしい。素晴らしいの一言だ。単なるガールズクラッシュにのっかった曲ではなく、単なるダンスナンバーってわけでもなく、これぞ、K-POPっぽいK-POPといううねりが効いてて歌謡曲っぽくまとまってるとこがいいと思う。デビュー曲にしては、大人っぽすぎるくらいだ。ほんとに自分で書いたのか?まぐれなのか? と誰もが思うほどなので、これからソヨンは、まぐれやパクリでないことを証明していかねばならないが、彼女の気が変わらない限り(気分屋さんみたいなので)、なんとなく私は大丈夫な気がしている。LATATAを超える名曲はホイホイ出にくいだろうが、私はHANNもかなり好き。CUBEは本当に大変な逸材を獲得したものだ。

 

ご紹介したように、3人の外国人はいずれも自国開催のCUBEオーディションに合格し、その後初めてソウル入りした。15~7歳という幼さ、まったく言葉がわからない不便さ、全然国へ帰れない寂しさに耐え忍び、成功だけを夢見て、歯を食いしばって練習に明け暮れてきたわけである。そして、ソヨン以外の韓国人メンバー2人も、前の事務所がらみで残念な過去を背負ってしまってて、「これが最後!」というところまで追い詰められて、チームに参加してきたわけである。一見、呑気そうな美少女たちに見えても、その実、結構ピリピリしててそれぞれ背負ってるものは大きかったと思う。こういう状況は、どこの事務所でもあるだろうが、まだまだCUBEは準大手、海外で独自にオーディション開催できるほどの事務所で、デビューとなればそれなりに注目されるレベルの会社なので、やはりそこでこういうのは重い。チョン・ソヨンは、そういう、ちょっと大変なチームのリーダーになってくれと事務所にいわれたわけだ。私だったら断る。普通断るだろ。重すぎる。言葉が不自由で文化風習が違う3カ国外国人3人いるだけでも面倒見切れないのに、残り韓国人2人は黒い経歴もちでしかも聞けば年上っていう、ね。大変だ。やりにくそうだし。面倒くさそうだし。自分が目指す音楽とは好みがだいぶと違うみたいだし。がしかし。そこで、ソヨンはそれを引き受けるわけである。そこが、彼女の男気なのか強気なのか優しなのか、賢さなのかやけくそなのか。正直、私はソヨンちゃんの性格がいまひとつ掴み切れないのだが、この人は多分、このチームのリーダーになるかわりに、最初っから自分で書いた曲で活動させてもらう約束をしたんじゃないだろうか。あるいは、CUBEの方からその条件その環境で提案したんじゃなかろうか。でないと、新人ガールズグループが、そのデビュー曲に、フレッシュさのかけらもない「LATATA」のようなバリバリベテランさん向け曲を選ぶわけないだろう。2曲目のデジタルシングルに「HANN」(ハンは1人という意味と怨みという意味のダブルミーニング)などという、大ベテランがこぶしを効かせて歌うような曲を選ぶわけない。恰好だって、これが新人女子か!と驚くばかりの真っ黒ずくめの喪服ドレス。あまりにも実力派志向すぎて、新人賞というより大賞狙いの枠かと勘違いしてしまう。なんかもうそういう異例な感じだけでも、ちょっと他のガールズグループとは違って浮いてる感じがしてそれもまたよき。

話がそれた。要するに、とてつもなく曲がよければ、言葉は悪いが、どんな顔のどんなメンバーがいようが、関係なく必ず全員人気者になり、知名度があがり、そして売れる。なんだかんだいってもやはり、曲だと思う。「曲がよければすべていいように見える」「曲がよければ欠点すべて長所になる」くらいのことあると思う。ましてや、それぞれがいいキャラだったり、美人だったりかわいかったりしたら、いわずもがなである。それくらい曲がいいということだ。とにかく曲がいいってことをいいたい。

ソヨンちゃんが書く曲、書く詞のレベルがこのまま落ちることなく、ずっと続けば(G)I-dleは間違いなくビッググループになるだろう。CUBEが途中で変な方針変えを強いてこない限り、間違いないのだから、どうか頑張ってほしい。あ、ちなみに私はエロチカ美人のスジンちゃんの虜です。

 

※書き忘れたけど、台湾人と中国人が仲良く同じグループで頑張ってるのを見るのは、勝手に涙が流れるくらい美しい絵面で感動的! 実はこの判断こそが評価されるべきかも。彼女たちが仲良くお互い助け合って頑張ってる姿を見て、なにかチャイナ関係の方々にもいい感情が伝わることがあればいいのになーと思いました。おわり。

 

【RedVelvetとMAMAMOO】夏は百合の季節だそうです。

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「夏は百合の季節です」とある方が仰っていた。
そうだったのか。それはそれは。全然知らなかった。

悲しいことに私は、百合方面のセンスをまったく持ち合わせていない。なので、そちら方面に詳しい方やアンテナが鋭い方が、ぐっときたりピンときたりするべきシーンに出くわしても、鈍感な私は、何も感じずただ素通りしてしまうことが多い。別に悪いことじゃないが、ある意味、ちょっと損してる感じだ。まあ、百合センスだけじゃなくて、LGBTその他もろもろすべてのセンスもあんまりないんだけど。その世界の価値観とかぐっとくるポイントがわかる、というのは、そこから生まれるカルチャーがわかる、楽しめる。ってことだし、いろんな人の気持ちがわかるのはいいことだし友達たくさんできそうだし、てことは人生が豊かで楽しくなりそうだもんなぁ、どう考えても。


そんな私が、夏になる少し前、たまたま出くわしたデータがこれだ。

1位   RedVelvet   ス ル ギ      1217票 6.8%
2位  RedVelvet   アイリーン      1194  6.69%
3位  MAMAMOO ムンビョル      624  3.49%
4位  MAMAMOO ソ ラ        555       3.11%
5位  MAMAMOO フィイン       518       2,90%
6位  RedVelvet    イエリ                  504       2.82%
7位  RedVelvet  ジョイ        〃   〃
8位  ソ   ン   ミ          463  2.59%
9位  宇宙少女     ソ ラ          460  2.58%
10位     MAMAMOO   ファサ       402       2 25%

11位   LOONA    イ  ブ                      376        2.1
12位  少女時代    テ ヨ ン                    363       2.03
13位  宇宙少女    ボ    ラ                      351       1.47
14位   RedVelve    ウエンディ                349       1.45
15位   TWICE   サ ナ                       339       1.90
16位   WKMK    ド ヨ ン                    306       1.71
17位 (G)-IDOLE   ウ   ギ                       277       1.55
18位   f(x)     クリスタル               274       1.54
19位   LOONA   チ ュ ー                    274       1.53
20位  チ ョ ン ハ                             263       1.48

21位    宇宙少女           ル ダ                                  232      1.30
22位  (G)-IDOLE        シュファ                               208      1.16
23位    GFriend             ウ ナ                                  197      1.10
24位  ヒ  ョ  ナ                                                  191      1.07
25位     Gfriend             シンビ                                    180      1.01
26位     LOONA    ジンソ ル                                178      1.00
27位     〃      キム・リプ                             178     1.00
28位     〃      ヒジン                                    174      0.97
29位     〃      オリビアヘ                             172      0.97
30位     gugudan         ハ ナ                       16       0.95 

 

これは、なんのデータかというと。

レズビアン4118人に聞いた「あなたが好きな女性アイドル」のランキングだそうだ。あなたがレズだと思う女性アイドルは誰?じゃなくて、あなたが好きな女性アイドルを聞いたものなので、誰がどんだけレズ支持層が篤いかってことだ。全投票数17,860なので、1人複数投票してるみたいだし、1位でさえ7%と票がばらけすぎているし、なんといってもこの調査、一体いつ誰がどこでどんな方法で(しかもレズだけで4千人も)調べたのかさっぱりわからんので、信ぴょう性は全然ない。最初に、それははっきりいっとく。

 

その上で聞いてほしいのが、なんといっても、RedVelvetの圧倒的な強さだ。
1位スルギ2位アイリーンが獲得した票数は、3位ムンビョルの約2倍。つまり、3位以下を大きく大きくおーーーきく切り離しての圧倒的勝利なのである。ちなみに、6位イエリ7位ジョイ14位ウエンデイなので、ウエンディ以外の4人がベストテン入りという、これはまさにRedVelvet無双状態といっていいだろう。
いま、K-POPガールズグループの中で、最人気グループの1つであるRedVelvet。人気グループは、どんなランキングにも必ず上位にくいこんじゃうので、必要以上に反応しちゃいかんのだが、それにしても。RedVelvetの魅力の中には、百合要素が少なからずある!いや満載!もう一部の人にとってはたまらんくらい百合魅力に満ち溢れてるんだってことを、私は初めて知ったのである。そして、おおいに驚いた。全然そんなこと気づいてなかったので!私にしてみれば、「スルギって、え?そんな?そんなにぶっちぎり?は?どこが?」てくらい、知らなかった。ぼーっとしてたわ。これは本当に、とても損してた気分を味わわせてもらった。


そして、なんと。3位以下もなにげにすごい。
3位ムンビョル4位ソラ5位フイインと、こちらはMAMAMOOご一行様がズラリと並んでるのだ。
ファサが10位にいるので、MAMAMOO全員ベストテン入りを果たしている。ファサのどこに百合みが??と素人の私などは単純に疑問だが、そういうとこが素人なんだろう、とにかく、MAMAMOOというビッググループも、そっち方面の魅力に満ちていますよということだろう。

 

そして、ここで当然不思議に思うのは、RedVelvetとMAMAMOOは全然イメージが違うってことだ。
れっべるちゃんは、かっこいいVELVET曲もたくさん歌ってるとはいえ、全体的にずっと「POPでかわいい少女イメージ」が強いグループ。性格は全員ドがつくマジメ。MAMAMOOの皆さんは、かなりざっくばらんで初期から本格的に歌がうまくてジャズやソウルっぽい曲を歌ってきた「実力派の大人の女&ぶっちゃけ面白イメージ」が強いグループ。持ち曲の方向性も違うし、メンバーの雰囲気や性格もかなり異なっている、いや、ほとんど真逆。そんな2グループが、こんなランキングの上位を占める結果になったのは興味深い。で、その共通点はといえば・・・・うーんあるのか共通点? 「どちらも自分たちだけで充分楽しそうにやっていけるところ」・・・とか? 難しい。でも単純に楽しそうだわな、グループ内ですべて完結しそう。もう他者は必要ない、みたいな完結感は感じます。無理やりですけど。

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あの、そもそも、ここにいる30人に共通点、ありますか?(突然の質問)
私は百合というと「色白のひと」というイメージが強くあって、だからこそ、「なぜファサが?」と思ってしまうのだが、どうなんですか、それは間違い?それともそんな共通点、そもそもないもの? ほんとは共通点あるけど、このランキングには反映されてないとか? うん、やっぱり私、全然わかってないな。

 

まー、冒頭にいったように、こんな信ぴょう性のないランキングをマジメに深読みしても意味ないし、やっぱり単なる人気投票だと思えばいいのかもしれない。
が。やっぱり、こんな出典もようわからんデータでも、確実に「やっぱり」と思えることはあって、それは、ガールズグループの頂点に君臨しているTWICEがいないってことだ。(唯一サナが15位にいるけど、この票数微妙だし、サナって全然そんなじゃないのにそれを知らずに希望的観測で投票したか、それかやっぱり人気者なのでなんでも投票されちゃう、って感じかなと思う)9人も美少女メンバーが揃っていて、全方向全世代に売れているといわれているにもかかわらず、ほぼ誰も入ってないって逆にすごい。そっちの方がすごいかも。しかし、TWICEほどの健康優良児揃いのガールズグループだと、さすがの私も「ここにはお呼びでない人たち」ということがよーくわかるのであった。
でも、これ以上私がなにかをいうと、全部間違ったことをいいそうなので、ただ「TWICEはいない」、つまり「TWICEに百合みはない(と思われている)」ということだけを明記して終わりにしたいと思う。


折りしも、RedVelvetは真夏のカムバを控えているとのこと。去年に引き続き、今年も真夏にドカンとヒット曲を出して、「真夏といえばれっべる」的なイメージを固めてしまいたいのだろう。でも、私は、大人っぽい初期のVELVET曲も好きなのでサイコホラーでなくていいからそういうしっとり系も忘れないでほしいのだがなぁ。

そして、そういや、MAMAMOOも、最近どエロい衣装と振り付けの覚えやすいPOP曲でカムバしたばかり。目下大ヒット中と。何歌ってもさすがにうまいのう。
ということで、このデータを信じる限り、「夏は百合の季節」という法則が結構当てはまっていることに、なにげに驚く私。やはり、そうだったか。知らなかった。あれもこれも知らなかったが、まあわりと、あれもこれも本当なのかもな。勉強になった。

  

 

【映画】暗 殺(2015韓)

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私、チョン・ジヒョンもハ・ジョンウも、ものすごーく好きなのに、それに「10人の泥棒」も大好きなのに、なぜ、この作品を見てなかったのか! と本気で悔しく思ったくらい、面白かった! もう最高。ほんとに面白かった!
でも、これまで敬遠してた理由、自分ではわかってるのだ。それは、この映画がバリバリの抗日映画だと思っていたから。私だけじゃないと思うけど、中国の作品でも韓国の作品でも、抗日運動や抗日戦争などあの時代が舞台になってる映画を見ると、やはり、日本人としてはちょっと複雑というか重いというかやりきれないというか、当たり前だが、とても愉快な気分で見れないのである。そんなわけで、この映画も、評判は聞いてたけど、なんとなく見る気になれなかったのだ。

しかーーし。
この映画、語弊があるかもしんないけど、抗日映画ではなーーい。本質的には、ただのエンタテイメント映画~。私はそうおもーーう。
もちろん、日本軍の軍人は威張り散らしてるし実際にひどいことするし、また、日本軍の要職とそこに寝返ってる韓国人密偵を暗殺する映画だから、血が飛びまくって凄惨シーンいっぱいなんだけど、でもそれ日本人でなくてよくね?みたいな形骸化した悪ってだけだし、それになんといっても、軽い!すごく軽いんだよっ!いい意味で!なんかこう重苦しくならないで、常に全体的にトーンが軽いのだ。軽妙洒脱っていうやつだ。
こんな暗い時代の重いテーマ、しかも、人を殺しまくるシーンがしょっちゅう出てくるにもかかわらず、全体的に軽妙洒脱で、よくできたエンターテイメント映画を見てる感じなのだ。だから、楽しい。だから、面白い。これ公開時、韓国では大ヒットしたらしいがすごくわかる。日本人の私が見てもこれだけ楽しめるんだから、そりゃ韓国人にしてみればわかりやすい勧善懲悪ストーリーで、同胞愛満載、友情満載、恋愛風味あり、美女とファッションあり、アクションシーン満載、ブラックジョークあり、わかりやすいジョーークあり、そして、泣かずにはおれない「お涙頂戴」のシーンもちゃんと用意されてるし、でも最後は「スカっと爽やか!」体験もできるというこの楽しさ! エンターテイメント間違いなし!楽しいことこの上ないだろう。わかる! わかるわぁ。そりゃたまらんでしょうなぁ。

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ハ・ジョンウがいいのは、もはや世界の常識なのでそこはおいといて、ヒロイン、チョン・ジヒョンがこれまでで最もいいのではないか。少なくても個人的にはこのジヒョンがよかったですね~~。
この2人は「ベルリンファイル」でも主演してるのだが、あれも彼女は最初から最後までずっと暗かった。そして暗いのがよかった。彼女は、元気で明るい役より、見た目が暗くて無口で地味でいつも何かぐっと耐えてる役がいい。そして、韓国独立軍きっての女スナイパーという役柄なので、相当な腕前なのに、まさかのど近眼なのである。監督のアイデアなのか脚本家なのか、単に演出家がセンスいいのかようわからんが、このど近眼という要素が1つ入ってるだけで、ぐっとこう、萌え要素が振り切ってましてね、射撃する前に胸元から丸眼鏡をそっと出してゆっくりかけるんですよ。もうすごくいいんですよ。しかもそれ、長らく使ってて片目のレンズが割れて壊れちゃってるのを、(戦場だったり拘置所だったりするので)そのまま使ってるっていう、すごい状況で、それがまたよかったりして。。そんで100発100中。ああもうなんでもかんでも褒めてしまう。。ジヒョン。。。。映ってる時間はとても長いのに、圧倒的に無口なのでほとんどセリフらしいセリフがなくて、しっかりしてるのはちゃんと伝わるんだが、それにしても、戦闘や作戦以外のときは、あまりにもぼーーーっとしてるのも萌え要素だと思う。ちゃんと冗談がいえなかったり、ちゃんと踊れなかったり、普段は普通の女子以上にぼーっとした朴訥なところも、すごく似合ってる。ガタイがいいのに地味でぼーっとしてるっていうのは、彼女以外の女優さんでは成り立たなかったのでは。そのくせ、「コーヒーも飲んでみたい、恋愛もしてみたい」とか、いけしゃあしゃあと(言い方)言ったりするんだもん。しかもぼーっと。準主役陣4~5人の俳優さんいずれも見事。セリフがよくできてるし気が利いてて(結局全員死ぬんだけれど)思い出しても1人1人が愛すべきいいキャラで泣ける。

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あと、上海や京城(現ソウル)の冬はとても寒く、その真冬ファッションも素敵。
もう軍服やお嬢様のワンピースが素敵なのは当たり前としても、町の女学生から貧しい民衆のボロ服まで、あの時代のクラシックなファッションが素敵なので、興味のある人にはたまらないだろうと思う。ついでに、町や屋敷のセットに大金使われててハリウッドの映画並みに美術がすごい。大八車まで素敵に見えてくるというクラシックさ。特に、上海の街並みや杭州の川っぺりとか、三越百貨店の超豪華な建築物は、素晴らしくよくできていてもう一度細かく見たくなる。

というわけで、本筋とは関係のないこと(でもないけど)ばかり目が行ってしまって、すごく楽しいんだが、いやいや、本筋もなかなか気合の入ったストーリー。あれだけ複雑で長期にわたる話を、よくもあそこまでわかりやすく描いてるなあと感心するとはいえ、それでもかなり複雑な話ではある。予備知識とかお勉強とかは別に必要ないが、なんせ、登場人物が多いのと、敵味方がややこしくて誰が誰で誰なのかわかるのに時間かかるのと、あと、ある事件から映画は始まるけど、あっという間にすぐに「それから20年」と時系列が飛ぶので、よく見てないといけない。あとでよく考える時間は必要かも。

ど近眼というアイデアもそうだが、同じく、「生き別れの双子設定」とかその「入れ替わり作戦」とか、「まさかあいつが生きてたのかっ!」とか、別にそれ絶対に必要じゃないだろ的なアイデアがあれこれ入っていて、笑える。まあ楽しいよね。そういうとこも含めて、前作(てかデビュー作なのかな)の「10人の泥棒」も常に軽妙洒脱でオシャレだったし、似てる。全然違う映画なのに、でも軽くてオシャレなところが似てる。チェ・ドンフン監督さんには、このまま、歳をとっても、国を背負うようなベテラン重鎮にはならず、一生こういう軽さとオシャレを得意とする監督さんでいてほしいなーーと思った。今回はベタ褒め。終わり。

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※日本人役こんなにいるのに、全員韓国人俳優なので、当たり前だがいや当たり前以上に全員日本語がど下手だ。日本語はハジョンウが一番うまい。そんなとこまでさすがだ。でも妻夫木くんと出てた映画のときに比べるとあれでもまだ下手になってる。その辺、日本人にしてみれば誰ひとり本物の日本軍(日本人)には見えないので、そういう意味で抗日映画苦手な人も気軽に見れると思います。映画見終わったあと、一緒にみた人とあれやこれや振り返って2時間は喋って盛り上がりたくなる、そういう映画です。すごく寒そうなので、猛暑に見て涼むにもいいかも。私はかなり涼しくなりました。それにしても、なぜ女性スナイパーは花嫁姿にさせられるのかの謎。新たに増えました。

 

 

 

【BLACKPINK】綺麗なだけじゃダメかしら。

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2年前、華々しくデビューしたBLACKPINKにマスコミ含め我々が思ったことは、「2NE1とどこが違うの」ということだったが、同時に我々は、その答えが「抜群に綺麗だということ」もちゃんと知っていた。

知ってたけど、おおっぴらに「ヤンサ今回は美人にこだわったんだもんね!」とはいえないので、素知らぬ顔で、その質問をヤンサに投げかけてきたわけである。考えてみればタチが悪い。いじめか。ヤンサだって、しどろもどろに「そっそれはこれから彼女たちの活動と共に独自のアイデンティティが滲んでくるだろうし」的なことを繰り返すのみ。そりゃ、違う人間がやるんだから、何かしら独特のカラーが出てくるのは当たり前なので、その答えは間違ってない。正直に答えたらそれ以外いいようがなかったんだろうなと思う。そういうところがヤンサの正直で憎めないところだ、嘘でもハッタリでもいいから、彼はあの場で、ここが違うんですっ!というべきだったと思う。あそこで決定的差異点を何ひとつ言えなかったことで、私は「てことはだな、ほんとに綺麗というだけなんだな」と強く思った。ちょうど、2年前の夏である。

 

ヤンサには、随分前から「少女時代みたいなガールズグループをYGで作ってみたい」という夢があった。
それで、綺麗でスタイルのいい若い練習生ばっかり集め、数年前には9人に候補を絞るまでに計画は進んでいたのだ。それから何があったか知らないが、とにかく8人とか9人のグループは無理だという事になったようで、そこで特別仲良しだった4人だけが残り、それが今のBLACKPINKとしてデビューしたのだった。なので、この4人が顔もスタイルも綺麗なのは当然なのである。「綺麗ありき」の練習生だったのだから。

 

ところで、綺麗といってもいろんなタイプがある。少女時代以外にも、顔が綺麗スタイルが綺麗なガールズグループは数多くいるし、なんなら少女時代より綺麗なとこもある。ヤンサがわざわざ「少女時代みたいな」と固有名をあげた綺麗さというのは何かというと、SMならではの「上品な綺麗さ」ということであろう。品がよいということでしょうな。
そう、すなわち、「顔が綺麗」「スタイルが綺麗」「身の上が綺麗」ズバリこれだ。
この3つの綺麗をヤンサは目指したのだ。身の上が綺麗とは、要するに風紀が乱れておらず治安がよろしいということ。お金にだらしない、男にだらしない、薬にだらしない、口が悪い手が出やすい、ひいては「事故事件を起こしがち」などというのは論外ですよと。それではいくら美人でも身の上が綺麗とはいえないわけである。折りしもYGでは、悪い面での事故事件が相次いでおり、他事務所と比べて身の上イメージは決してよろしくない。そういう治安が悪いイメージをいい加減ここらで一掃&払拭し、何もかも綺麗なイメージしかない新グループを命をかけて目指してきたのだと思う。

 

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それはいい。全然いい。その苦労あって、できあがったBLACKPINKはすごく綺麗。見事なもんだ。マジで顔も脚も性格も全部綺麗だと思う。歌もうまいし踊れるし、最高だ。
しかしだ。
YGという会社は、K-POP企画会社の中では、アイドルなのに限りなくアーティスト寄りということを最大の魅力&武器として売ってきた会社。男子は、最初から作詞作曲ができる子が優遇され、できない子も毎日書かされてプロレベルに達するまでデビューさせないってほどアーティスト性にこだわっている。(この場合アーティスト性ってのは自己表現性のことね、自分が言いたいこと伝えたいことがあってそれを外に向けて表現してるってこと)女子は書かないが、独自の感性と主張があって、自立して社会に対峙し、しっかりメッセージを発信できる「個」を大事にしてるのは、男子も女子も同じだ。
どのグループも、そういう体(てい)で売るのならば、必然として「カッコイイ」といわれないといけない気がする。かわいくてもいいんだが、それより先に女子でもカッコイイと思われないといけない。YGグループは、すべからく「カッコイイといわれてナンボ」だと私は思うのだ。どんだけ美人でも、かわいい綺麗だけでは、どこか(たとえそういう事実はなくても)誰かにやらされてる感が漂ってしまってお人形みがあるけれど、YGグループでそれはまずかろうという話だ。BLACKPINKは、お仕着せではなく、自分たちで考え自分たちでいいと思ったことをやってるという体裁で活動させてるので、そこは当然、綺麗なだけじゃダメだろう。

そこへもってきて、BLACKPINKのプロデューサーは、あのTEDDYなのである。ただでさえ、ザ・YGサウンドという印象の彼が、音楽だけでなく今回は衣装やメークやMVに至るまで全面的に本気プロデユース。となると、なお一層、「かっこいい」という印象がまっ先に来ないといけないってことだ。
TEDDYがどれほど熱心に取り組んでるかというと、ジェニと熱愛疑惑が出てしまうほど。先の「身の上も綺麗」なBLACKPINKイメージ作りのため、彼女たちは、長らく宿舎と練習場の往復しかさせてもらえず、寄り道禁止、単独外出禁止、社屋でも、他の男性スタッフや男子メンバーに顔を合わさずにすむよう配慮されているというから、箱入り娘加減も相当なものだ。そこまで徹底してやってるのに、仕掛け張本人TEDDYと噂になるとは、大爆笑である。ほんと笑える。ヤンサの正直すぎるほど正直な口の悪さとか、こういうやりすぎて墓穴を掘ってしまうところとか、細部にこだわって全体が見えてないとことか、YGってすごく感じ悪いのに、なぜか心底憎めないのはそういうとこかも。人間らしくてよろしい。


話がそれてしまった。
とにかく、そこまで「3つの綺麗」を完備させてるBLACKPINK。だがまことに皮肉なことだが、彼女たちが、TEDDY曲を歌うと決めた時点で、それは「綺麗なだけじゃダメ」っていう路線に突入するってことじゃないの? といいたいのだ私は。そこのイメージはズバリ「ダーティ」である。明るい曲も暗い曲もパリピみたいな曲を書いても、結局のところ、彼が、TEDDYワールドやTEDDYサウンドをもっとも炸裂させる際の世界観というのは、どう考えても清純潔白なイメージではなく、ダーディなイメージが入るから。違うのか? 


そこである。そこなのである。
綺麗な顔、綺麗なスタイル、そして頭も心もプライベートも、どこ叩いても綺麗な過去しか出てこないのは素晴らしいことだが、そういう女子に、あのTEDDYサウンドを全力であてがうの、ちょっとおかしくない?と思ってしまうのだ。矛盾である。整合性がとれていない。どっちつかずである。折角の美人も勿体ないし、折角のTEDDYサウンドも勿体ない。
本気で少女時代を作りたかったのならば、もっと違う作曲家による違う路線を選ぶべきだったし、TEDDYプロデユースでいくのなら、潔癖なまでの綺麗さを手放すべきだった。無理にダーティになろうと、ケバくキツく安っぽくするほどの必要はないが、せめて「こんなに迫力あるけど実は彼女たちとっても綺麗なんです」程度に着地させるべきだったのでは?と思う。

でもまあ、よほどヤンサは、プライベートが綺麗じゃないことで事件や事故が相次ぎ、ほとほと手を焼いてきて、二度と嫌なんだとは思う。わかる。そりゃわかるよ。下手すりゃ会社ごとバーンと倒しちゃうほどの威力あるもんな。整合性なんかより、そっちの方がずっと大事なんだろう。それはわかる。そして、誰がなんといおうと、BLACKPINKは売れている。超バカ売れ。出せば記録ずくめの入れ食い状態。音源のみならず音盤もMV再生数もすごい数字。ここで私が何をいおうと「なにいってんだバ~カ」って話だろうし、アメリカから注目されちゃうほどバカ売れしてんだから、それが正解だし正義に違いない。

 

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しかし、ここまで売れるのは、結局我々にとって、TEDDYサウンドとはいつの時代にもぐっとくる「なければならないもの」になってるから。ってだけのことだと思う。我々は誰しもあのサウンドが好きなんだと思う。こんな私でさえ、BLACKPINKが活動してない時期は、ずっと何かがこう物足りないって気がするし、久々に彼女たちがカムバして、その足りない何かがTEDDYサウンドだったのだと気づいたとき、「ああ、我々は常にTEDDYサウンドを欲してるのだな」と改めて思う。なんだかんだ、韓国人も日本人も、ひょっとしたら欧米人も?TEDDYサウンドが好きっってことで、BLACKPINKがカムバすればそれがどんなに焼き直しであろうとどんだけ既視感バリバリであろうと、TEDDYサウンドである限り必ず売れるのだ。たまたまそれを歌ってるのが、今は、サラサラロングヘアと太腿だしっぱなしの女子4人という、それだけのことだ。ほんとに普通のお嬢さんて感じだし、どっかのテレビドラマのヒロインで出演できそうなくらい普通にかわいい女子なのだ。今は、ついついその衣装や髪や太腿を見ちゃうけど、それはBLACKPINKが好きってより、その曲を歌ってるBLACKPINKが好きってだけ。この先、何年間もずっと同じことをやられたら、案外飽きるの早いだろうし、そうすると、翳りも早いんじゃないかと思う。

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これは、BLACKPINKが、さくら学院のメンバーがBABYMETALをやってるスタンスではなくて、菊池桃子がラ・ムーをやってたのに近いスタンスだからよくないのだ。あ、あまりにも例が古くてわかりづらいか。
PerfumeやBABYMETALはハナから「私たちはただのアイドルなんで何もわからない、いわれた通り一生懸命やるだけ」という姿勢が一貫している。自分たちの音楽性やコンセプトについて「私はわかってやっている」というフリを一切しない。一方、菊池桃子は、自分はロックミュージシャンでアーティストなのであると宣言して(いわされてただけだと思う)それゆえに音楽性や楽曲についてあの時期「全部私はわかってる」という体裁で歌っていた。


繰り返しになるけど、BLACKPINKは、YGグループなので、自分たちで「全部コンセプトがわかってやっている」という体で活動している。そういうことになっている。私たちは、操り人形じゃないのよ。ってことだ。ただいわれたことをわけもわからず、歌ってるだけじゃないという立ち位置にいながら、その実、TEDDYサウンドのキモであるダーティさをまったく受け付けないし理解しようとしない。それは危険だから。だからあくまでも、「どこまでも清廉潔白でピュアな綺麗な私たち」として、それを表現しようとする。そこに無理があるし、マッチしきれてないものがあるように思う。同じことばかりしつこいのでもういわないが、この解決法、それこそ最初にヤンサがいったように、これから彼女たち独自のカラーが醸成されるから大丈夫ってことなのかもしんないけど、それだったらできるだけ早くそれが出てくるように努力してほしいと思う。


最後に、私もちょっと考えてみたのだ。
BABYMETALは日本のグループだけど、K-POPガールズグループで、清純潔白なまま、かなりアーティスティックなコンセプトで活動してるとこないのかと。
で、やっぱりそれはサブカル寄りのアイドルグループが頑張ってやってるとこじゃないかと思った。例えば、OhMyGirlやRed Velvet、DreamCatcherなどは、比較的コンセプトを一貫させたまま、いろんな曲を出し活動し、そして人気も評価も得ているではないか。しかも、結構なこだわりコンセプト。
例えば、イエリやジョイがどんだけあの難解で高度なサイコホラーアバンギャルドとでもいうべきコンセプトを「全部わかって」歌ってるか考えると、恐らく全然わかってない。全然わかってないし、舞台を降りれば、サイコでもアバンギャルドでもなく、普通にかわいくて素直で健全な女子だ。そんなんでも十分いけるってことだ。十分いけるしちゃんと売れるし、マニアも大衆もわかってないことを批判しない。いずれもサブカル寄りなんで、BLACKPINKとは違うかもしれないが、YGも思い切って、わかってやってる体裁をやめるという手もある。そしたらそこまで「ダーティ」嫌いにならなくても、事件も事故も起こさずかっこいいグループになれるんじゃないか。それどころか、最強に強くてかっこいい無敵の女子グループになれるので、果敢に挑戦してほしい。他人の作った曲を他人の指示通り歌うことは、そんなにかっこ悪いことでも情けないことでもない。ホントは誰もそこまで気にしてないのだから。

 

 

 

【映画】アイ、トーニャ(2017米)

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ナンシー・ケリガン襲撃事件」が起きたのは、94年リレハンメル五輪直前のこと。ライバルのトーニャ・ハーディングが首謀者なんじゃないか?ってことで大騒ぎになった事件です。平成生まれの皆さんにとっては、1ミリもご存じない世界でしょうが、私のようなどっぷり昭和世代にとっては、「ああっ、あれね!」的に鮮やかに思い出せるビッグなスキャンダル。当時は、ニッポンのテレビや週刊誌もかなり食い気味で取材してて、結構騒いだものです。


その事件を核に、トーニャの半生を描いた映画が「アイ、トーニャ」。
すっごく面白かったし、懐かしかったし(?)悲しかったし悔しかったし呆れたし、いろいろ考えさせられて、心底楽しみました。大満足です! 毒母役のアリソンさんが、アカデミー賞を獲ったのも、大納得。ほんとすごかったです。だけど、その後ふと目にする、雑誌やネットに出てるこの映画のレビューや感想が、どうも「私のいってほしいことを言ってくれてない」的な、もひとつスッキリしないとこがありまして、あれ、私がおかしいのかなーと思うようになりました。

 

まず、トーニャ・ハーディングって選手は、伊藤みどりに続いて、世界で2番目にトリプルアクセルを成功させた女性なんです。全米初。ものすごい偉業なのです。トリプルアクセルを女子で跳ぶというのは、当然身体能力とかジャンプセンスとかが重要なのでしょうが、それにしたって、ものすごく練習しないといけない。そうでしょ? 死ぬほど練習してもできない選手がほとんどなわけですから、本当に限られた一握りの人しかできない技。すごいことなのです。
その辺がね、もうちょっと詳しく深いドラマを見せてほしかった。いや、もちろん、トーニャがガンガン登りつめて、トリプルアクセルの成功とともに、全米チャンピオンになるまでの描写は、かなり尺もあるし、ガンガンいくさまが小気味よいのですが、そうじゃなくて、もっとこう技てきなことを教えてほしかった。だって、「下品だ」「生意気だ」「無法者だ」という精神的な強さだけでは、できないわけじゃないですかトリプルアクセルって。万引きするみたいに、パっと手っ取り早く盗んできて、努力をスキップして獲得できるようなものじゃない。それなりに苦労して、ど根性でモノにしたはずなのになー。どういう葛藤と指導と練習で獲得したのか、それ見たかったわーーっていうのが一点。


伊藤みどり含め、これまでで公式でトリプルアクセル跳べたのは、世界で8人とか9人しかいないんですが、その中で、トーニャは、転んで失敗したことはあっても、成功するときは一度も回転不足をとられたことがない、それくらいのジャンパーらしいんですよ。もちろんアクセル跳べなくても金メダルは獲れるって話ですけど、「誰もできないことが私にはできる」っていうその一点において、やっぱり私はすごいなーと思ってしまう。そればっかり考えてしまう。その偉業を、そういうアスリートの面をもうちょっと見たかったな、と。

 

そして、白人貧困層出身の彼女は、とにかく「品がない」育ち方をしていて、子供の頃から下品極まりない言動が目立ってたため、とかく「上品さ」を大事にしている全米フィギュアスケート協会、並びに、アメリカ人フィギュア好きの人々に、存在から嫌われ疎まれきっていた。っていうストーリー。そこなんです。そこんとこがね。


「スケートに品を求める」のは、大変結構なことです。
たしかに、「氷上のバレエ」だし、華やかな衣装、派手なメーク、そして音楽にあわせて踊るというそれだけから考えても「芸術」と思える点はたくさんありましょう。でも、フィギュアスケートは、スポーツ。クラシックバレエは芸術、でも、フィギュアスケートはれっきとした競技スポーツなのです。
だから、品に欠けるとか貧困層の人だとかそういうことで、フェアに選手を見ないというのは、おかしい..ひどい。昔のことですし、アメリカは多民族だし貧富の差が激しいし、何かと差別社会かもしれないけど、一般のアメリカ国民のみならず、あれみるとどうも全米協会とか審査員1人1人が全然フェアじゃなかったみたいですもの。スポーツなのに。そこがちょっと悔しい。そして悲しい。


そういう意味で、これは「貧乏人差別」の映画でもあると思うんです。

貧乏だからああいう状況でしかスケートできなくて、どんなにど根性で頑張ってもひっくり返すことはできなくて、立ち回りが悪くていつも事後事後にまわってしまって、その場限りの対応してるから、「ほうらね、結局育ちの悪い人って、そういうことをしちゃうのよ」という結果になってしまっただけ。(そりゃ本人たちがよくないにしろ)貧乏人が苦労して下剋上をする!というスカっとした話じゃないんですよ。結局、貧困とDVに負け腐った女の話で・・・そういう見方すると本当につらい映画です。


ドーピングしてたわけでもない、ルールを破ったわけでもない、貧乏人であろうと品があろうとなかろうと、跳んだら跳んだになるわけなのに、どんな時も、業界としてはちゃんと全員フェアに応援する姿勢でいてほしい。てか、もっと適切なサポートがあれば、適切な教育とか指導があれば、彼女側も真人間になってたろうし、結果スケートも飛躍的に伸びたんじゃないかなあ。そしたらゆくゆくはアメリカ国のためになったのに。甘いですか? サポートしようという気にならないくらい日常的言動がひどくてお話にならなかったんですかね? とにかく、「フュギュアはお金持ちのスポーツなので、貧乏出身の人はいくら能力があっても認めません、すっこんでて下さい」って雰囲気がプンプンしてて、いやな感じでした。


しかし。だからといって、犯罪おこしていいといってるわけじゃない。

そりゃもう最悪。ライバルをわざとケガさせるというつい最近どっかで聞いたような最悪の事件を起こしてしまったらもう終わりです。貧乏もフェアもアクセル跳ぼうが満点だそうが全然関係なくなる。厳正に裁かれて当然だし貧乏やいじめは言い訳にならない。あれ、ナンシーが早期に復帰できて、しかも五輪で銀メダルを獲れたからよかったようものの、もっと大けがだったら大変でした。

 

この映画、そもそも、スケートのことを掘り下げようという気がないみたいだし、かといって、事件の真相を詳らかにしようという意図もないんです。ただ、トーニャという貧困層の女性が、環境も言動も貧困で行き当たりばったりなもので、こんなえらいことになったんですよ、すごいでしょ。っていうドラマでしかないような。


日本のテレビでは、彼女は実行犯でも首謀者でもないかもしれないけれど、最初からずっと加担して全て知ってたんじゃないかって報道色が強かったように思います。そして、それを見てた日本国民も大概のひとが「そりゃそうだろう。あれは黒だわ」と思ってたように思います。

 

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実際に、トーニャがどういう人物なのかはわからないのですが、あれだけのことがあって、あれだけいろいろ嫌なことばっかりで、スケートのために人生棒に振ったというのは本当なのに、

主演マーゴット・ロビーが、撮影のためにスケートの猛特訓を受けて、トーニャ本人に「身体中がボロボロになって、とても苦労しています」って答えたら、トーニャは「あら! 私が直接教えに行きましょうか?」って即効で返事をよこしたというエピソードが好きです。この人は、ほかのことはどうだか知らないけど、やっぱり、スケートのことはもう本能的に好きなんだろうなと思いました。(あと思ったことを何も考えずすぐ口にするタイプなんだなあと)裁判所でも、「スケートだけは取り上げないでください牢屋に入ります」って泣いてたもんなあ。ほんとに、この人からスケートとったら何も残らないもんね。

 

大体、小さい時からスケートやりたいといってきかなかった、あの毒母をも動かして、そして、そのあと、母親の稼ぎを全部コーチ代につぎ込ませるだなんて、相当ですよ。徹頭徹尾、毒母として描かれてた母親ですが、よく考えてみたら、そこにどんな魂胆があるにせよ、自分が毎日毎日ウエイトレスをして稼いでくるお金を全部スケートにつぎ込んでくれるなんて、いやーーなかなかできないことです。私にはできません。それを何年も何年もやり続けて、しかもリンクにつれてったりずっと付き添ってたりするわけでしょ。とてもできない。それを愛とよぶべきかどうか知りませんが、相当の情熱と根気がないと(あと貧乏に耐える根性)できないことはたしか。ただのDV母でもないような気がします。

 

てことで、この映画を、アスリートとしてのフュギュアスケーター面から考えてみると、いろいろとスポーツ界もいろいろな事情があって大変そうだと思いました。まあ、絵に描いたような最悪な事件でしたけど、例えば、本物の女子フュギュアスケーターの人の映画感想とか、聞いてみたいような気がします。だって、今もって、この日本でさえ、フュギュアスケートはお金持ちのスポーツといわれてるみたいですから。そういや、ニッポン人てスケートに向いてるらしいんですよ、トリプルアクセル成功者の半分日本人ですし。もっとリンクつくったり助成金出したりできるようになると、ほんといいんですけどね。

【NCTとSVT】度肝を抜く日本デビュー曲!日本活動のあり方が変わるか。

いやー。1億年ぶりにMステを見ました。

そしたら、いきなりTWICEが、What is Love韓国版を普通に歌ってたり、噂のキンプリが想像以上に凄まじく(!)キラッキラしてたり、てか、かのジャニーさんがさっきリハ見に来てたねっていうレア情報をタモさんの口から聞けるのが案外嬉しかったり、かと思えば、はや50代に突入してるTOSHIさんの歌声が相変わらず、ツヤと伸びのある素晴らしいものだったり。。。。と、なにかと驚くことばかりでですね、いやーやっぱり、ニッポンの生放送音楽番組、すごいっ!あれをもう何十年も生でやってるなんて!ニッポン素晴らしいっ! 

 

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さて、なにかと素晴らしいそんなニッポンの歌謡界。
そこへ、今年遂にデビューしてくるK-POPアイドルが多くて興味深い。いや、これまでも多かったろうし、毎年いつも多いだろうけど、今年は、あちらでかなり名を成すグループが満を持して次々に乗り込んでくる!という感じがするのです。
具体的には、NCT127、SEVENTEEN、ONFとか。女子は、GFRIEND,APRIL,EXID,MOMOLAND、RedVelvetなど。昨今は、早い時期から日本デビューするグループが多い中、そうではなく、まずはひたすらソウルで頑張ってから日本デビューしてくるというのは、まあ、たまたまかもしんないけど、やっぱり、いろいろと深読みしたくなる。それというのも、特に、この男子グループ2組。ヨチンやMOMOLANDのように韓国タイトル曲にそのまま日本語詞をあててくるのとは違い、日本オリジナル曲をかなり模索して、気合もお金も時間もエネルギーも人手も使って準備してきたな!と思わざるをえない曲だったから! です!

 

そうです。

NCT127「CHAIN」そしてせぶち「CallCallCall」を聞いて、私は相当驚いたのです!

双方とも、デビューすると聞いたときは「うむ。なるほど」と思いましたが、デビュー曲がまさかこんな感じになるとは全く思いませんでした。こういってはなんですが、2組ともあちらでは、ものすごくはっきりしたカラーを持ったグループなので、それをそのまま日本に持ち込むような危険な真似はよもやしないだろう、可もなく不可もなくふつーに明るくて元気なポップスで来るんだろうなと高をくくっていたのです。いやもう、ほんと嬉しい誤算です。

 

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 NCT127は、多分去年の夏「CherryBomb」直後くらいに日本デビューを含む今後1年間の活動方針が決まったんだと思います。だからこそ、あの時期の悠太の「俺らだけを信じてついてきてほしい」発言であり、「来年はもっとずっとたくさん会えますよん」発言だったのだと思う。てことは、夏からほぼ一年ごしで、日本デビューに関しての準備(日本側のスタッフとも相談しながら)をやってたということですが、そのほとんどが事務方のことではなくて、日本ではどういうグループコンセプトで売るのか。どんな曲でいくのか。どういう活動をするのか。っていう、概念的な模索じゃないか。と「CHAIN」聞いてて思いました。まあ、それ考えるのは、メンバーじゃなくて、上のプロデューサー以上の人たちでしょうが。

 

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あれは、どこの誰がどういうイメージで作った曲か知りませんが(知らんのかい)、本国でのNCT127グループコンセプトとさほど変わらないのが本当にすごいのです。がっつりドサ廻りさせられたShineeでさえ、さらに、かなりブランドイメージと人気が出来上がってたEXOでさえ、日本オリジナル曲は「う~ん。全く違うイメージじゃないけど、これはなぁ…」というビミョーな乖離から逃れられませんでした。ちゃんと、韓国でのNCT127コンセプトを再現させつつ、さらに、そこに日本歌謡界向けのフレーバー(コードが動くなど)も隠し味的にちょいとふりかけときましたよ!という細やかな芸当が見事なのです!なかなかイキなことをするもんですな!やっぱりやればできるのにわざとしてこなかっただけなんですね。NCTグループは、韓国でもそのグループコンセプトが難解すぎて理解されがたいことで有名なのに、日本市場でまた違うことをしだしたら収拾つかんという事情もあったのでしょう。SM初の日本人メンバーがいることは関係ない。アルバムも本当に良く練られてまとまっており見事だと思いました。うまいこと正確に狙った通りの曲って書けるもんですね。すごいわ。

 

 

そして! なんといっても、SEVENTEENです。

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いやーーー。私は、もともと、韓国人がいくらお上手な発音で日本語の歌を歌ったところで、BoAや東方神起のように実際に長く住んでみないと、細かな日本語のニュアンスとか人々の気持ちの背景などわかるわけないんだから、「ちゃんと意味もわからない人に日本語で歌わないでほしい」「もう、ほんとに韓国語で歌ってほしい」と、思って生きてきた人間です。そんな強い気持ちで生きてきた私を、この「Call Call Call」という曲は、一撃!でぶっ飛ばしてくれました。
いやもう、すごい迫力。有無をいわせぬ疾走感。これ、完全に日本人による日本語のアニソンじゃないですか。このまま、どっかの番組のテーマ曲獲れるよ。映画の主題歌もできる。なんというキャッチーな曲なんでしょう。一度聞いただけで「どんな時も味方っさー♪」「今すぐ電話してぇ~♪」のフレーズが頭から離れない。もう歌える。すぐ歌える。すごいよウジ先生ホシ先生。一回で覚えられるのは、よくできたアニソンよくできた演歌の特長ですが、それは起承転結がはっきりしている段組みと、合いの手が入れやすいメロディーの取り方、あと、歌詞の譜割りがポイントなのです。それ全部が完璧にクリアされていて、実に見事。当然歌うまいし。スングアンやっぱ上手いなー。ちょっとやりすぎくらいなので、日本人だとここまで恥ずかしいことはできないかも。アルバム聞いてないけど、ハイライトゥは入れても泣きたくないは入れない、とかやっぱ一本筋が通っててなるほどと思う。せぶちは上層部というよりはメンバーたちが直接会議して作業して戦略も曲も決めてるのだろうから、ほんとにすごい。よくやった。プレディスジャパンはもうせぶちだけのレーベルにした方がいい。


ということで、こうやって考えてみると、奇しくも同時期に日本デビューしたNCT127とSEVENTEEN。どちらも、韓国でずっとやってきたグループコンセプトを一切曲げることなく、わかりやすいとこだけぎゅっと圧縮しつつ、初めての日本人にもよく伝わるように工夫して作りあげた楽曲とMVで、勝負してきたというになりました。これは、偶然っちゃ偶然かもしれないけれど、やっぱり、冒頭のTWICE(日本のテレビ生放送で韓国人グループが持ち歌を韓国語のまま歌ったの初めてなのでは?)とか、全部ひっくるめて考えると、少し流れが変わってきてるのだと思います。つまり「もう、一緒でいいんじゃないか」ってことかと。これ、すごいことですよ。


これまで、日本市場には日本市場向けの、オリジナル路線によるオリジナル曲を作らねばという風潮があって、それは、既に韓国活動に詳しいオタク層ではなく、むしろそれ以外の、てんで韓国には興味ない一般日本人をターゲットにしてきたからです。まあそこには大人の経済事情があってのことですが、でもその前に内容ですよ、路線も曲も、すべからく「本国よりも鈍く、そして緩く」作られることが多くてそれが問題だったのです。そこらへんが、オタク層に日本デビューや日本活動が嫌われる原因でした。そのアイドルは好きなのに、ソウルまで見に行くくらい好きなのに、でも「日本デビューはしなくていい」的ネジレが長らくあった、それほど本国と違うことをしてたわけで。ある程度考えたあとが見られればいいけど、見るからに出稼ぎ小遣い稼ぎとしか考えてない適当すぎる日本活動を見せられた日にゃ、そりゃオタクも萎えるってものです。あちらとしては、外資獲得でやってて、恐らく、韓国でやってることをそのまま持ち込んでも、とても理解されがたい→とても流行らない→とても売れないという考えがあったのでしょう。もとより、日本人のアイドルの好みや音楽の流行が、韓国とは明らかに違うと思われてたのが原因でしょう。実際、ちょっと違ってた部分も大きいですし。

 

しかし、K-POPそのものの日本での定着が、ひと昔とは全然違います。
K-POPに日常的に触れて楽しんでいるひとの人口は、かなり増えてるはず。皮肉なことに、地上波が韓国のコンテンツを締め出したおかげで、逆に、バイアスがかかった日本独自の売出し作戦が一旦みられなくなり、K-POP好き層を、ダイレクトにソウルに向かわせることになったのでは。わざわざ日本活動を経由することなく直接、韓国人と同時刻同内容で直接アイドルを摂取し享受する人がさらに増えていったわけです。今じゃ、日本人中高生が、来日したアイドルのコンサートに行くのは全然普通だし、そこからソウルへオーディションを受けにいく子まで普通に出てきた時代です。中高生から中年層まで裾野はぐーんと広がって、一般層への理解もすごく進んだと思います。「いえ、私はTWICEが紅白に出るまで韓国グループ全然知らなかった」という層も、そこから、TWICEって韓国ではどんな活動を?と思ってそっちも見てみる、みたいなことが実際起きてるでしょう。加えて、BTSがアメリカで成功したという既成事実に日本マスコミが食いついてることも大きい。なぜなら、アメリカで今大人気!っていうフレーズは、なんだかんだ戦後から日本人には一番響くフレーズであり、アメリカで流行ってることは世界で流行ってる気がしてしまうしそれが正義な気がしてすぐ受け入れちゃうから。どんどん増えてると思う。

 

そういうことが、年々ちょっとずつ進んできた結果として、いつのまにやら、「日本には日本独自の奇抜すぎないグループカラーで売り出さないといけない」という配慮が不要になってきたのでは、と思うのです。BTSのおかげで一般層の見方も受け入れ方も変わりましたし。韓国でずっとやってきた自分たちのコンセプトそのまま出しても大丈夫、という時代が遂にやってきたんじゃないでしょうか。
「CHAIN」も「CallCallCall」も、かなり考えたんでしょうが、いま、実力ある2グループが同時に思い切った勝負に出たのは、意義深いし面白いことです。


そして、こうなると、がぜん気になってくるのが、今後のことです。

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とりあえず、デビュー4年のRedVelvetがどうなるかが気になります。SMでは、結局、f(x)の日本デビューに2度ほど失敗したまま今に至ってるので、余計にれっべるちゃんがどんなデビュー曲にするのか気になります。かなりコンセプト強め、きつめのグループですからねえ。BLACKPINKが強め女子で売り出してるっつっても、れっべるちゃんとは全然方向性が違いますし、制作する側の難しさでいうと、当然れっべるちゃんのグループコンセプトの方が、格段に難しいわけですから、その分、決まったときのカッコよさとかわいさは、えもいわれぬレベルになるはず。ここは、思い切って、NCTに続いて、チャレンジしてほしいところです。本国と同コンセプトを壊さないようにうまいこと作りこんでデビューしてほしいです。

あ~~でも、NCTもRedVelvetも、MOMOLANDみたいに曲1つでビッグヒット!というよりは、何曲も何曲も何回も何回も活動を重ねて、その世界観をじわじわ伝えて脇と裾を固めるタイプなので、どっしり腰を据えて日本活動する覚悟がないと、やっぱ難しいのかなーー。そんな余裕があるかしらと、あれこれ要らぬことを考えてしまいます。

 

まーとにかく、こういう動きが出てきたことはいいことに違いないですよね。これで一斉に、どのグループも「わかった!じゃああとに続く!」とはいかないと思いますが、ちょっとずつでも増えていくといいですよね。で、最終的には、欧米もアジアも全部一緒になるといいですよね。単純にわかりやすくていいじゃないですか。てか本来そうであるべきですよね。あれ、日本だけが違ってたのかな。マニアの中のマニアの方には、つまらないかもしれませんが。そのためには、まず、この2曲。この2組が日本で売れること!です。後に続く人のためにも、そして、いろんな意味のためにもこれは売れてほしい。

 

売れてほしいわーーーー頑張れーーーー。